(6)保護カバーに作用する波は上からたたきつけるような波であり、又保護カバーの面積が小さいので集中して大きな波力が加わることもあるため、合田氏波力の計算では少し心配である。また、衝撃力によるボルト等のゆるみについても考慮しておく必要がある。保護カバーの形状を丸くすれば受ける力を小さくすることはできる。 ・加わる力はどう見積もればよいか。 ・1.5〜2×ω0・H位のオーダーであると思われる。 ・衝撃的な力が加わるという前提で強度計算した方がよい。 (7)波返しをもっと低い位置に設置すれば、波返しを通過する流体が空気ではなく海水となるので抵抗がより大きくなると思われるが。 ・空気室とパイプを結ぶ位置に波返しを持っていくように図面を修正する。 4.資料8−4−3「中間報告書(案)」第1章〜第6章について、近藤専門委員が説明を行い、以下の質疑が交わされた。 (1)委員会名簿に代理出席した人の名前を乗せたいという提案があり、了承された。 (2)「3.事業概要(1)調査研究の目的」において、「…(中略)…商用電源が導入不可能な…」とあるが、「導入困難な」とした方がよい。 ・修正する。 (3)「5.空気室の設計(3)考え方のフロー?作用する力の計算(a)波力(ウ)海面上昇時海水が空気室天井に作用する力」について、空気室高さに相当する水頭を差し引くのは何故か。 ・静水圧分を差し引いた。 ・空気室天井に作用する力を考えるとき、ω0h0は差し引かない方が安全側に計算できるので、差し引かない方がよい。 (4)「5.空気室の設計(3)考え方のフロー?作用する力の計算(b)風圧力」の最後の行に「…(中略)…長さをL1とすると、Wは…」とあるが、「Fpは」の間違いではないか。 ・訂正する。 (5)波圧力という言葉について、圧力の場合は「波圧」、力の場合は「波力」に統一した方がよい。 ・統一する。 5.資料8−4−3「中間報告書(案)」第7章〜第10章について、近藤専門委員が説明を行い、以下の質疑が交わされた。 (1)添付図面では灯台の設置場所が分かりにくい。設置場所を強調して欲しい。 (2)高波一覧表はどこの資料が。 ・港湾技術研究所の資料である。 (3)参考文献が漏れているので、入れていきたい。 (4)小湊固定式波力の報告書は何か他から引用したのか。 ・図は航路標識技術要報から引用した。 ・出典を明示した方がよい。
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